ブログを始めるに至るまで その1

 
政治のことがわからなかった。

 

選挙が行われる度に、
ネットでなんとかバタバタと調べて投票していた。
その時に調べるきっかけとなったり、
影響を受けたのはTwitterリツイートでした。

 

Twitterでは、普段政治の話をしない人も考えを書いたり
選挙に行って投票しよう と呼びかけてたり、
わからない人向けにまとめサイトやチャートで
ヒントを提供をしてくれている人もいる。
そうした情報の助けを借りて、なんとか投票していた。

 

選挙が終わると、
もっと前から政治の動きを知っておきたかったなあと反省しつつ
日常の慌ただしさを言い訳に忘れていく。
でも、見える世界に少し変化が。
知り合いのお兄さんがTwitter上で政治のことを頻繁に呟くようになりました。

 

その方は、実際に会った時の印象は穏やかで
自分の考えをできるだけ正確に伝えようとしてくれる方。

 

でも政治の呟きは、怒っていました。
ちょっと怖いときもあった。
でも、それだけのことが起こっているんだ。切実でした。
政治の話を友人と出来たと書いてあったりもして、
自分も、身近な人と話せたら...と思ったりしました。

 

そして、TwitterのRTから香港デモのツイートを知りました。

 

 

 

お兄さんに会って、
Twitterに最近書かれていることを聞いてみた。

 

最初のきっかけは、選挙で
それから調べるようになったそう。

調べていると、今の日本の政治の流れが、
戦前の、戦争へ向かって行った過去の歴史の流れに似ていることがわかったこと。
戦争は、絶対に嫌だと思ったこと。
大切な人が戦争に行くなどは、絶対に嫌だったこと。
その流れにさせないためにはどうするか。
政治のことを知ること。選挙で投票すること。意思表示をすること。
その権利があるうちに、戦争は絶対に嫌だと、表明すること。

 

そんな風に話してくれた。

 

政治の話をするのは少しどきどきした。
私がお兄さんに話を聞きに行けたのは、
わからなかったところから調べた人だからかもしれない。

 

政治の知識がありすぎる人に聞くのは、誘導されたりする可能性も含めて怖かった。
「大切な人が戦争に行くのは絶対に嫌だ」という気持ちから
スタートしていることは、切実で、信用できた。